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丸ごとカシミヤがどうして高いのか |
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カシミヤヤギから採取カシミヤとは、インド北部のカシミール地方を原産とし、中国奥地、モンゴル、イランなどの山岳地帯に生息するカシミヤヤギから採取した毛のことを指します。原毛の産出量は中国がもっとも多いそうです。カシミヤヤギは羊と同じく群生しますが、高地の厳しい地形に適応できるよう活発で俊敏な性質を持つそうです。 そして高地の厳しい寒さや乾燥した気候にも耐えます。そのためカシミヤヤギの全身は剛毛で覆われ、その下に非常に細かくて柔らかいうぶ毛が密集しているのだとか。カシミヤヤギの毛は毎年4月ごろに脱毛します。この4月ごろの脱毛前に大きなブラシで出来るだけ剛毛を抜かないように、柔らかいうぶ毛をすき取って採取します。 カシミヤヤギ1頭あたりの採取量は年間わずかしか取ることが出来ません。なので、カシミヤセーター1着を作成するのに4頭分ほどのうぶ毛が必要です。一般に細くて良質な毛は、12〜16マイクロとされています。産地別に見ますと、中国内モンゴル産では12〜14マイクロ、モンゴル産で14〜17マイクロ、イラン産で17.5〜19.5マイクロとされています。 産地によってかなりグレードの差があります。このように繊度が細く、柔軟で保温性、吸湿性に富んだ毛は上品な光沢感と独特なヌメリ感があり、繊維の宝石と呼ばれているのだそうです。カシミヤの原毛はカシミヤヤギ1頭からたった200グラム足らずしか採取されないと言われています。また採取された原毛にはグレードが付けられます。 選び抜かれた素材と高い技術カシミヤ製品に限ったことではありませんが、良い製品は選び抜かれた素材と高い技術から産まれています。なので、カシミヤ素材のものはほかのものと比べても高級品となっているのだそうです。同じグレードのものを安く提供してくださっているところも、探せばあるようですがやはり、高級品という感じです。 良い製品をお手頃な価格で販売してくださっているところでは、あらゆる流通経費をカットして手ごろな製品を作っているのだとか。毛が細く密度が高いが軽く、暖かく、上品な光沢もあり、肌触りが良いとされ、その高価さもあいまって「繊維の宝石」とも呼ばれるなんて素敵ですよね。暖かさですが、繊維の宝石、という美しさも納得です。 元の色はホワイトカシミア、グレーカシミア、ブラウンカシミアがあるそうです。品質は、毛の細さ、白さ、長さが基準となり、細いほどしなやかな光沢がでて、肌ざわりも柔らかくなります。白ければ漂白が不要で痛みが少なく、染色も綺麗にできるのだそう。毛が長いと、紡績中にほどけて糸が切れたり、抜け毛で毛玉になるのを防ぐことができるそうです。
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